紅葉の季節に月山方面に観光へ。
お昼は西川町の山菜料理の名店“出羽屋”で月山山菜そばをいただきました。
月山の恵みを堪能できる蕎麦でした。
出羽屋 月山山菜そば
出羽屋は月山を臨む西川町にあり、山形県下では山菜料理で有名なお店です。
その時期の山の幸をふんだんに使った料理が味わえます。
きのこたっぷり
席に到着し、名物の月山山菜そばを注文。
テーブルには卓上コンロが置かれています。
しばらくすると鉄鍋が出てきて、中にはたっぷりのキノコとそばつゆが入っていました。
見てください、このたっぷりのキノコを!
贅沢な食べ方ですよね。
そばは一人前づつ分けられて出てきます。
そばを鍋に入れ煮込んでから食べたり、お椀にそばを入れ具材とそばつゆを掛けて食べる方もいるそうです。
そばは色が濃く、太めで、田舎そばタイプ。
そばの香りがしっかりとありました。
キノコの種類が多く、いろいろな食感を楽しめます。
あっさりしているように見えますが、鶏肉も入っているので、出汁にコクがあります。
寒くなってきましたので、あつあつの汁で食べるそばは格別です。
山菜の種類
月山“山菜”そばなのに、なぜキノコばかり?と不思議でしたが、こんな由来がありました。
旅館の方々が、山岳信仰で出羽三山を訪れる行者様に食事とお風呂で身体を休めていただきたい、その思いから生まれた「山のもの」料理が「山菜料理」と呼ばれるようになりました。
しめじ、舞茸、きくらげ、えのき、なめこ、ぜんまい、椎茸、、、などなど
こちらのキノコは「あわもだし」というものです。
肉厚で大きくプリプリで美味しかったです。
春や夏には、月山筍やふき、わらび、こごみ、ウルイなどが具材になります。
季節にとれる旬の山菜が具材となるので、行くたびに違った山菜そばを食べることができますね。
出羽屋では、月山をはじめ山形県内で採れた山菜のみを使用しているので、県外のお客様を連れていくお食事処としてもおすすめです。
部屋とお庭
宴会場にもなる大広間で食事をしました。
畳の上に10卓程度テーブル席がありました。
椅子ですので、お年寄りも安心して利用できます。
卓同士の間隔は1.5m程度とってあり、かなりゆったりと過ごせました。
席から庭が見えます。木々が紅葉してキレイでした。
場所・お取り寄せ
山形駅から車で1時間
出羽屋は山形県のほぼ中央の西川町、山形駅から車で約1時間の場所にあります。
山形と庄内を結ぶ国道112号線から少し南へ入ったところです。
私たちが訪れたのは祝日のお昼12時頃で、9組待ちでした。
紅葉の時期と重なったため観光客が多く1時間程度待ちました。
お取り寄せ
出羽屋では月山山菜そばの通販をしています。
旬の山菜がたくさん入っていて、現地に行かなくとも食べることができます。
山菜は下処理が大変で、自分でこれだけの種類を用意するにはかなりの労力が必要です。
手軽に食べることができるので、おすすめです。
山の幸を味わおう
月山山菜そばは西川町の名物料理で町内の各飲食店で食べられます。
四季を味わえる月山山菜そば、また食べに行きたいです。