11月29日、“蔵王かぼちゃ祭り”に行くため、道の駅やまがた蔵王へ出かけてきました。
今回は、親・子・孫の親子三代でのおでかけ。
蔵王かぼちゃグルメとアートの両方を楽しめる良い一日になりました。
蔵王かぼちゃとは?
蔵王かぼちゃは、山形を代表する伝統野菜のひとつ。
育てる農家さんが年々減っている貴重なかぼちゃで、今年は収穫を終えた11月29・30日に山形市でイベントが開催されていました。
蔵王かぼちゃの特徴として、
皮が白っぽい
へその部分が直径10cmほどと大きい
甘すぎず上品な味わい
ほくほく系の食感
長期保存しても風味が落ちにくい
という点があります。
派手さはないですが、料理に使いやすく、味がブレにくいのが魅力です。
「量り売り」は大行列
11/29の午前中に訪問しましたが、
蔵王かぼちゃの量り売りコーナーには30人以上の行列。
購入までおよそ20~30分ほどかかりました。
我が家では、購入をおじいちゃんが担当し、私と子供は会場をウロウロしてました。
蔵王かぼちゃの販売レジには、蔵王地区で「にのと農園」を営む若手農家 二ノ戸新太さん の姿も。
「蔵王かぼちゃマン」のかぶり物をつけており、写真撮影にも気さくに応じてくれる爽やかな方でした。地域の伝統野菜を若い農家さんが支えている光景に、胸が熱くなりました。
我が家も蔵王かぼちゃを2つ購入。食べるのが楽しみです。
蔵王かぼちゃスイーツ&グルメも充実
会場には、蔵王かぼちゃ自体の販売のほか、山形県内の人気店が多数出店していました。いくつか紹介します。
長井市に来年オープン予定の”BLUE RONDO”では、
蔵王かぼちゃ×バナナのグルテンフリーケーキを販売していました。
子どもと一緒に食べましたが、甘さ控えめの蔵王かぼちゃがゴロゴロあり、
果実の香りが豊かで、大人も満足できる優しい味でした。
山形市の人気店”ラ・プロヴァンス”では
蔵王かぼちゃの限定パンも販売されていました。
中にはかぼちゃがまるごとイン。
パンの香ばしさと、かぼちゃのほくほく感の組み合わせでした。
“味工房すず”も出店し、蔵王かぼちゃパイ、おばんざい、おにぎりを販売していました。
他にも南陽市の”漆山果樹園”もありました。
会場にはイートインスペースがあり、
小さな子ども連れでもゆっくり食べられるのが嬉しいポイントです。
会場はアートも充実
入口には、かぼちゃをテーマにした「かぼちゃの馬車(かぼちゃの熊車?)」。
さらに、イートインスペースには、桜田小学校の子どもたちによる「ざおかぼアート」も展示されていて、
食とアートのお祭りのような雰囲気でした。
まとめ
11月末に道の駅やまがた蔵王で開催された”蔵王かぼちゃ祭り”に参加してきました。
蔵王かぼちゃの販売だけでなく、
スイーツ、パン、コーヒー、お惣菜、アート展示、
と内容盛りだくさんで、家族連れにもおすすめのイベントでした。
山形の伝統野菜「蔵王かぼちゃ」が、これからもっと多くの人に知られていくといいなと思います。
ごちそうさまっすー。
